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ホットロード 親の愛に餓えてグレた能年玲奈の成長&純愛

あまちゃんでニコニコ朗らかに「じぇじぇじぇ!」とやっていた能年玲奈ちゃんが、本作ではグレて「うるせーババァ!」「おめーには関係ねーだろ!」と凄む。
「ホットロード」は親の愛に餓えた14歳の少女、宮市和希(能年ちゃん)が、16歳で暴走族Nigutsの特攻隊長、春山洋志(登坂広臣)と出会い、惹かれあっていきます。
が、2人は不良なのでその中で暴走族抗争がったり、親との確執があったり・・・と。
舞台となっているのは湘南、江ノ島、少し横浜です。

「今時湘南で暴走族云々とか時代錯誤じゃない?」と思う方もいらっしゃると思いますが、これ、20年以上前の同タイトルの少女マンガが原作です。
当時の女子小中高生はみんな読んでいて、暴走族の世界を描くと同時に、ティーンエイジャーの鬱屈した心理を透明感あふれる筆力で描いた神マンガで、社会現象にもなった作品です。
こんなに大人気なマンガが今までなぜ映像化されていなかったのか?
当時噂されたのは、原作者である紡木たくが映像化に首を縦にふらない、ということでした。
紡木さんは尾崎豊ファンで、どの作品も男の子は尾崎豊を彷彿させるもので、本作の春山は特にそうでした。
紡木たくの尾崎い対する思いの大きさが感じられ、私達は「尾崎みたいなティーンエイジャーの俳優が出てこないと映像化は無理なのかな。」と話していました。
勿論尾崎が映画出演するわけもなく早逝され、実写化は永遠にないと思っていました。
紡木たくは尾崎と同じく17歳でデビューした天才漫画家です。
本作で尾崎の曲が印象的に使われているのはそういう訳ではないかと推測。

当時の女子中高生達が中年になり、紡木たくという名さえ忘れかけていた頃、能年ちゃんと登坂さんで映画化という話。
おばちゃん達は「なんで今?」「キャスト高齢化しすぎじゃない?」と思ったと思いますが、「能年ちゃん、登坂さんは、紡木たくの希望。」だと発表され、ワクワクしたわけです。

確かにキャストは全体的に高齢化していましたが、能年ちゃんの透明感が14歳の和希にぴったりだっし、14歳に見えたので、あまり気にしないように見ました。
当時和希の年齢だった少女は中年になり、和希の年齢の子供を持つような年になって分かった事は、和希の母(木村佳乃)に対する気持が昔と今では随分違い、和希の母目線で見てしまいました。
当時は「ダメな母親だな。そりゃグレるよ。」と思っていましたが、母親は娘を愛し、弱いところもある至って普通の母親だと感じました。
なので、当時と感動ポイントと違っているのがえらく新鮮でした。

この映画、多分現代設定だと思いましたが、和希の制服の長さ、和希の友達の髪型が80年代ぽかったです。

■「ホットロード [DVD]  ■ホットロード 1 (集英社文庫―コミック版)



○湘南海岸公園芝生広場


一番印象に残るこのシーンは、湘南海岸公園芝生広場 引用:007Tanuki
住所:藤沢市鵠沼海岸1丁目


○KYGNUS 七里ケ浜サービスステーション 引用:gogogus

春山のバイト先のガスステーション
住所:鎌倉市稲村ガ崎3-5-22


○山下公園

2人で横浜まで。氷川丸の前で焼きそばを食べていたシーン。
住所:横浜市中区山下町279

○ホテルモントレ横浜    引用:trip adviser

和希のママと鈴木君が入って行ったホテル
住所:横浜市中区山下町6-1


○和希が通う中学校 三崎中学校







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