「かもめ食堂」のスタッフが終結し、同作主演の小林聡美が再主演、そして荻上作品には多々登場するもたいまさこも。
「かもめ食堂」で火がついて、いろんなユルユルなスローライフ系の映画が作れたけど、この「めがね」は知る限り日本一のユルユル映画ではないか・・・と思っています。
心が充実しているときは見たいと思わない、でも疲れたときにポーッと見ると良い映画です。
海辺の小さな町にやって来たタエコ(小林聡美)は、素朴で小さな宿・ハマダに到着。宿の主人・ユージ(光石研)とその愛犬、さらには不敵なほほ笑みをたたえた女性・サクラ(もたいまさこ)らに出会う。何日かを過ごしたタエコは、マイペースに明け暮れるハマダでの毎日に違和感を覚え、別の宿へ移る決心をするが……。--
多分都会からやってきたと思われるタエコさんは、海しかない町にやってきたがうまくのんびりすることができない。
民宿ハマダの面々と出会い、だんだんうまくのんびりしていくお話・・・つまりタエコさんとサクラさん、そして民宿ハマダの面々たちのユルユルライフを描いているだけの映画です。
この民宿ハマダに集まる客たちがみんな結構謎です。
タエコさんは「携帯電話が通じないところに行きたかった。」と言ってるので心が疲れているんだと思います。
やたらと説明が省かれているので好きに想像したりして、見る側もユルユルな気持で見る映画でしょう。
多分島の美しい景色、登場人物の気ままな言動、おいしいご飯等の雰囲気を楽しむ映画で、何か起こるわけでもないけど、何も起こってないわけではない・・・って感じです。
映画にドラマ性やメッセージ性などが欲しい方には退屈な映画かもしれません。
登場人物とともに「タソガレル」映画だと思います。
「かもめ食堂」よりもドラマ性はないのですが、登場人物の雰囲気や価値観はそっくりで(メインの役者さんがかぶっているからかもしれませんが)みんな少しだけ孤独で、でもくさってなくて少しコミカルです(笑いもユルユル)。
そして少ない台詞の中なからでてくる素敵なコトバが沢山出てくるのも共通点でした。
特にもたいさんが発するコトバはなぜああも説得力があるのでしょう。
こちらにロケ地コースが紹介されています。
与論島へは鹿児島と沖縄から飛行機またはフェリーで行けます。
鹿児島県ですが、沖縄から行くほうがずっと近いです。
○ヨロン島ビレッジ
引用:trip advider
光石研さんが主人のハマダはこちらの宿泊施設で撮影されたそうです。
住所:鹿児島県大島郡与論町茶花2904-6
○星砂荘
引用:星砂荘
薬師丸ひろこさんが主人のマリンパレス
住所:鹿児島県大島郡与論町麦屋616−3
○寺崎海岸
他にカキ氷のシーンや体操のシーンなどもここだそうです。
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