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カフーを待ちわびて (2009) 玉山鉄二×マイコ×勝地涼 沖縄ラブストーリー


『カフーを待ちわびて』は、原田マハさん原作小説の映画化です。
タイトルでサッカーを思い出すサッカーファンも多いと思うし、原田マハといえばお仕事小説を思い出す人も多いと思います。
その両方が思い浮かんだので、「原田マハ×沖縄×カフー(元ブラジル代表サッカー選手)×横浜Fマリノス」って一体どんな内容なのか!?って・・・思いました。
2003年、カフー選手がマリノスへの入団をドタキャンしてACミランに行ったことがあったんだけど、
それでもマリノスはカフーを待ってるぜ!というような原田マハ的お仕事小説(どんなだよw)だと思ったら、サッカーもお仕事小説も無関係な、沖縄ラブストーリーでございます。

沖縄離島の与那喜島(架空)ムサくて冴えない青年”明青”が、親友の本土への視察旅行につきあい、神社の絵馬に「嫁に来ないか。幸せにする。」と書き残します。
「お前、絵馬の書き方がなっちゃいないだろ!」ってツッコミはさておき、ある日、その絵馬を見た女から「あなたのお嫁さんにして下さい。」と手紙が届く。
「誰コレ?知らんわ。」とか言ってるうちに、”幸”という手紙の主が現れ、お嫁さんにしろ、と明青の家に居着きます。
そんな、絵馬を通して出会った男女のラブストーリーです。

 

ムサい独身男の所に、超絶美しい女性が「嫁にしてけろ。」とか、思いっきりファンタジーなのですが、妙にリアリティを感じるのは、多分沖縄の離島という設定のせいかな、と。
この幸という女性が、一体何者なのか?というのも見所の一つです。
ムサイ明青ですが、ムサイ分余計に顔のかっこよさが目立ち、ミステリアス美女の幸ですから、そりゃ甘々ラブストーリーでしょうよ!・・・と思いきや、そうでもなかった。

沖縄の離島という設定にありがちな、東京のリゾート会社による土地買収計画のようなものが、とても詳しく描かれています。
非常にキナ臭いお話なのに、ラブストーリーにモロ絡んできて、「うそんw」なことに。

沖縄離島の風景や風俗など、沖縄の雰囲気が素晴らしいので、沖縄フリークは必見だと思います。
台詞も字幕がないと分からない沖縄言葉で、沖縄離島にドップリ浸れる映画です。

カフーというのは沖縄の言葉で果報、幸せ、という意味だそうです。
明青が一緒に暮らしている、愛犬の名前もカフーです♪

ロケ地は沖縄の浜比嘉島、今帰仁村、名護などです。

比嘉集落浜比嘉島) : 与那喜村の集落の風景として登場
比嘉港浜比嘉島) : 俊一が社長を出迎えたシーン&明青が俊一にカフーの世話を頼んだシーン
今泊ビーチ今帰仁村): 明青が幸に髪を切ってもらったり、2人で散歩するシーン
○与那嶺構造改善センター(今帰仁村): 靴を取りに木に登るシーン(小学校の木として登場)



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カフーを待ちわびて 原田マハ著 (宝島社文庫)

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