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野性の証明 (1978) 高倉健×薬師丸ひろ子 たまには角川映画でも

「お父さん怖いよ!何か来るよ!大勢でお父さんを殺しに来るよ!」


映画『野性の証明 (1978)』(英語タイトルは”Never Give Up”らしいです)は高倉健主演、薬師丸ひろ子の鮮烈なデビュー作もあり、当時”映画界の風雲児”と言われていた角川春樹率いる角川映画作品です。
荒唐無稽なエンタメ路線で、やりたい放題の角川映画です(笑)
これをちょっと抑えたら名作間違いなし!という作品が多々存在するのも角川映画の特徴(笑)
そして、そんな角川映画×佐藤純彌監督。
佐藤純彌監督は同じく高倉健で中国で大ヒットした迷作『君よ、憤怒の河を渡れ』、ヨーロッパでヒットした普通に名作な『新幹線大爆発』、そして『シベリア超特急』『幻の湖』と並び日本三代珍映画と言われている『北京原人 Who are you?』という超わけわかめな珍作を制作費20億円かけて撮っちゃった・・・という、ある方面で支持が厚い監督さんではないかと。

東北の寒村で大量虐殺事件が発生。唯一生き残った少女・頼子(薬師丸ひろ子)はショックから記憶喪失となっていたが、当時山中でサバイバル訓練を行っていた自衛隊員・味沢(高倉健)に引き取られる事になる。退役した味沢と頼子は地方都市で平穏な生活を行っていたが、予知能力とも言える頼子の持つ不思議な力が二人を巨大な陰謀へと巻き込んでいく……。

一言で言ってしまえば、娘を守るために娘をひきつれて戦う和製『ランボー』 みたいなものですが、その荒唐無稽っぷりは『ランボー』の10倍くらい。
因みに『野生の証明』ほうが4年ほど『ランボー』を先取りです。
和製ランボー健さん、ブランクあるくせにめっぽう強い細マッチョ。
やりすぎなければビター&スイートな『レオン』みたくなったと思うけど、やりすぎるところが角川映画とこの監督の素晴らしいところだと思います。
細かいところは気にしちゃダメです。

のっけから村人全員虐殺事件で盛大なスプラッターから始まります。
自衛隊レンジャー部隊訓練中の味沢がそこを通りがかり、生き残った頼子を見付け、養女として引き取り、育てる、という設定。
北野刑事(夏木勲)は、死体の中に村人ではない羽代市在住者の遺体(中野良子)を発見し、味沢を疑う。
・・・と、ここまではものすごく面白い。
しかし、夏木勲と中野良子の役回りは、以後『君よ、憤怒の~』の原田芳雄と中野良子とだぶってる。
中野良子が序盤で死ぬわけですが・・・ものすごい奥の手使ってまだまで出てきますw

そして味沢は自衛隊を止めて、その羽代市で保険調査員をして頼子と穏やかに暮らしています。
頼子は事件のショックで記憶喪失になり、なぜかサイキックにトランスフォーム・・・うーん。
こういうサイキック描写は、大昔に流行っていたような気もします。
ある殺人事件の保険の調査をするうちに、健さんが町を牛耳る大場(三国連太郎)と地元ヤクザを束ねるその息子(舘ひろし)の巨悪を・・・ってジェイソン・ボーンみたいな感じです。
舘ひろしは見るからに弱っちい雑魚キャラでいい感じです。
健さんはたった一人で巨悪であるヤクザに反旗を翻し、そこになんか国家も乗っかってきて、なにがなんやらわけわかめで頭クラクラしてきます。
羽代市は恐るべき暴力都市ですが、勿論架空です。



で、見所は健さん vs. 自衛隊+ヤクザ+暴走族+警察の連合軍っていう戦いで、自衛隊がたった一人を相手に戦車やらヘリやら自衛隊秘密工作部隊やら総動員とか映画ならではなことに。

レンジャー部隊を率いる松方弘樹は、健さんの元同僚という設定。。
『君よ、憤怒の~』の時にも思ったけど、ここまで好き勝手やりたい放題の荒唐無稽っぷりは何とも言えないような勢いがあり、見事としか言いようがなく、感動すら覚えます。

健さんと薬師丸さんの熱演が光ります・・・ってか薬師丸さんかわいいです。
自分は原田知世派でしたが。
この頃の角川映画ってわけもわからぬままスカッとするから、時々見たくなります。


○羽代市のロケは石川県金沢市、富山県高岡市だそうです。
http://yaseinosyoumeiken.blog.so-net.ne.jp/

○冒頭の村人大虐殺のシーンは石川県小松市花立町の集落だそうです。
http://repobitanw.web.fc2.com/page196.html


○ヘリやら戦車やらのシーンはアメリカのカリフォルニア州、トロッコのシーンはコロラド州の山奥にあるアラモサ











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