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南風 (なんぷう・2014) 日台合作サイクリングムービー 黒川芽以主演


黒川芽以主演、日台合作映画 『南風(なんぷう)』 を見ました。
どうやら台湾は国を挙げて2000kmのサイクリングロードを整備中らしく、そのPR映画という感じ。台湾観光推奨という感じのユルいサイクリング旅行ムービーなので、台湾好きとサイクリング好きと役者さんのファンの方にしかおすすめはできませんが、自分は台湾も黒川さんも好きなので見てみました。
東京の出版社で働く26歳の藍子(黒川芽以)は、恋人を年下の女に略奪された上に、ファッション誌の担当からも外されてしまう。彼女は単発企画取材のため、4日後に台湾のリーユエタン(日月潭)で催されるサイクリングイベントに参加することに。藍子は偶然レンタサイクル店の娘トントン(テレサ・チー)と出会い、ガイドをしたいという彼女の要望を受け入れ、一緒に自転車でリーユエタンを目指す。--cinema today 
癖のある役が多い黒川さん、本作では等身大の藍子がはまり役だし、トントンも個性的で良かった!仕事も恋愛も上手く言ってない、ちょっと荒んだテンションの26歳の藍子と、自己中炸裂ピチピチなお年頃の16歳トントン(21歳と年齢詐称!?)の、台北から日月潭までのほのぼの珍道中です。崖っぷちなので仕事はちゃんとしたい藍子と、お遊び気分のトントンの気は合うはずもなく・・・
お互い言葉は通じないんだけど、悪口とかは確かに分かるよな、と(笑)

そういうわけで気が合わない2人、日本人女性と台湾人少女の友情の物語がメインでちょい恋愛。途中でユウという謎な台湾人青年が合流し、とってつけたみたいな激しくどうでもいい△関係とか□関係とかなんじゃらほい!ユルくてベタで、台湾の風光明媚な場所を自転車で爽やかに駆け抜けていくので、ポーッと見るといい感じでした。お互い疎ましく思って喧嘩ばかりしている2人のヒロインの、下らないやりとりがかわいくて面白かったです。

もういい歳なので、「夢を諦めるな」という青臭いテーマが少々気恥ずかしくなったりもするんですが、なんだか清々しくて爽快感がある映画です。意外性などは全く無いオーソドックスさですが、こういう映画もたまにはいいと思えるのは、台湾が好きだからかも。

ゆっくりとただ台湾を自転車で走っているというマイナスイオン映画なので、台湾に行きたくなりました。台北、淡水、九份までしか行った事ないから、台湾の海街の辺りや中部、南の方に行ってみたいです。自分はもう年なので、自転車旅より電車旅のほうがいいけど。しまなみ海道くらいならサイクリング行けそうかな、、、行ってみたいです♪

・・・ということで台湾新幹線乗って、あとはローカル線で台湾一周したいです。


1989年、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した、侯孝賢監督の映画「悲情城市」のロケ地としても有名な九份です。日本統治時代の面影が色濃く残っています。


台湾のロケ地はこちらの『南風』公式サイトで紹介されています。
http://www.nanpu-taiwan.com/sightseeing.html

台北    :藍子とトントンが出会うところ
九份    :悲情城市、千と千尋の神隠しの舞台になった場所
基隆    :夜市が有名な港町
淡水    :夕日で有名な水辺の町
永安漁港 :シーフードがおいしい漁港
龍騰断橋 :日本統治時代に作られた鉄橋の遺構
九曲巷  :迷路のような町
日月潭  :台湾最大&台湾一美しいといわれる湖


ラストシーンは愛媛県今治と広島県尾道を結ぶ、しまなみ海道です。


【追記】
どうやら台湾は国を挙げて自転車旅行を推奨していて、サイクリングロードが整備されているんだそうです。日本人のサイクラーの方々も毎年沢山行かれているようです。




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