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茶の味 石井克人監督のオリジナリティ溢れる不可思議ワールド

2004年制作された「茶の味」は石井克人監督作品。

シュールな笑いが満載のコメディ・・・と言っていいのかホームドラマ・・・と言っていいのか良くわからない、オリジナリティが魅力的な映画です。監督独特な笑いであるため、ツボにくる人こない人、きっぱり分かれるでしょう。友人におすすめしたところ「なにがなんだかさっぱり・・・」と困惑させてしまいましたし、合う人合わない人はいると思うのでおすすめしにくいですが、視聴者への媚が見事にゼロだし、やりたい放題で、こんな映画は他にはない!・・・ということで、一見の価値はあるのではないかと思います。



山間の小さな町に住む春野一家。高校生の長男・一(佐藤貴広)は片思いの女の子が転校してしまい、ショックを受けていた。一方、小学生の長女・幸子は、時折姿を現し、自分のことを見つめる“巨大な分身”に翻弄されきっていて……。---cinema today

長男高校生だったのか・・・中学生だと思ってた。

この長男ハジメと小学生の妹幸子とその家族である父(三浦友一)、母(手塚理美)、祖父(我修院達也)、を中心とした群像劇だと思います。そして2人の叔父が浅野忠信。ついでにハジメの片思いのお相手である転校していった同級生が相武紗季(出番はほんの少し)、転校してきてきた同級生を土屋アンナです。家族で一緒の時の風景と、それぞれがそれぞれの場所で活動している時の風景を切り取り貼り付けているだけなんですが、そんななにげない日常が人生においてかけがえがないんだということを教えてくれるお話だと思いました。途中ずっとクスクス笑いとわけのわからなさにおののいていたというのに、思いがけずにホロリきます。




・・・と改めて振り返ると割と筋が通った映画で驚くのですが、とにかくナンセンスというか妙ちくりんな雰囲気で、「なにこれwww」って言ってるうちにひっぱられちゃう不思議な映画です。そして我修院さんが演じるおじいちゃんがかなり反則です(笑)。日本の原風景のような田舎に、いそうでいそうもない平凡な春野家の面々が、なさそうでありそうなことを繰り広げる話です。・・・ってすごく妙な事を言ってるけど、こんな感じ。

それなのになぜかとても温かくて癒されるし、メッセージもちゃんとしている。そこらへんも妙な感じがしてしまいますが、規格外の邦画だと思います。

で、見返してみて驚いたのが、キャストが超豪華、いや今だから超豪華と言える!当時無名でチョイ役で出演していた人達が、現在かなりご活躍しているので、超豪華になっているわけですが。既出の相武紗季と土屋アンナに加え松山ケンイチ、高橋一生、尾野真千子(どこにいたか分からない)、菊池凜子(左に同じ)、加瀬亮、田中要次、smapの草薙君に武田真治etc・・・と今これだけ集まらないだろうな、という凄い面子です。土屋アンナが囲碁部とかロリコン不良松ケン先輩役の松山ケンイチとか今だからこそツッコめるという楽しい側面もあります。

そういうわけでおすすめはしにくいですが、「Don't think, Feel!」というブルース・リーの教えを守って見ることをおすすめいたます。





栃木県茂木町(もてぎまち)がロケ地だそうです。

○旧木幡小学校 (現NAGOMI)
幸子が通っていた小学校は旧木幡小学校で撮影されたそうですが、廃校になり”NAGOMI”という宿泊施設に生まれ変わっています。

○須藤屋飯店と大藤橋
こちらのサイトで紹介されています。





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