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チョコリエッタ (2014) 森川葵×菅田将輝 思春期モラトリアム映画


特に何も起こらないけど、何も起こっていないわけではない2時間50分ほどの長い映画。
若干睡魔に襲われても、それで物語が進んでいるわけでもないので大丈夫。
そんなやさしくてかわいくて不思議な映画で、原作は大島真寿美の小説です。

進路相談に「犬になりたい。」と書き呼び出しをくらう高2のチヨコ。
チョコ、チョコ、チョコリエッタ」と呼んで愛してくれた母は、5歳の時に事故で亡くなり、母が「ジュリエッタ」と名付けた愛犬も亡くなります。
母もジュリエッタもいないこの世界は彼女にとっては「ウンコ」で、未来を見出せないままぼんやり過ごしています。
そんな時、フェリー二の「道」をめぐり映画研究会の変わり者の先輩正宗(菅田将輝)に再会し、彼のカメラの前に立つことになります。
チヨコと正宗、同じ喪失感を抱えるもの同士の、撮影ロードムービーがはじまります・・・ザンパノとジェルソミーナのように。

フェデリコ・フェリー二「道」のオマージュ作品という触れ込みだったので借りてみましたが、思った以上に10代向きの映画でした^^;
チヨコの親がフェリー二ファンで、「道」を見たチヨコと正宗が旅に出る、という感じでオマージュというよりはモチーフとして使われていたという感じです。

チヨコが母を亡くしたのが2011年という設定で、それから11年後の2022年という近未来が舞台ですが、若者の存在はいつの時代も普遍的です。
犬になりたい、と言う思春期モラトリアム病のチヨコと、人を殺したいと思ったことがある、という同じ病の正宗先輩の、ひと夏の撮影旅行撮影旅行は、現実逃避の旅のように思えました。
これは時代を問わず普遍的なテーマかなぁ、と。
広がる風景は日本のどこにでもあるような平凡な地方都市の景色で、旅感があるロードムービーではありません。
最終的に辿りつくのは福島第一原発の被災地?或いは別の原発事故があった街???
瓦礫が散乱したゴーストタウンのような所で、2人で鼻血出していたから。

少年少女の思春期特有のモラトリアムと、そうならざるをえない未来が見えない社会を描いた映画だと思います。
そして反原発がメッセージの3・11映画です。
震災やら原発事故やらの社会的な不安要素があり、チヨコ、正宗それぞれの喪失があり、生きにくい、未来が見えない若者が多いというということだと思いましたが・・・自分は行き辛い社会を作っている大人側だからなぁ・・・

ロケ地は、大島真寿美さんの出身地である名古屋市、三重県桑名市、岐阜県多治見市など東海三県です。




名古屋市

愛知県立昭和高校--チヨコが通う高校のロケ地は原作者の大島真寿美さんの母校です。

○引山バスターミナル

幻想的なクジラのシーン




三重県桑名市

○長島町総合支所--正宗の祖父の病院”正岡記念病院”


○寺町通り商店街



○城南堤防


○岐阜県多治見市


★DVD                    ★原作小説
            






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