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さいはてにて ~やさしい香りと待ちながら~ 永作博美+能登オールロケ


日本で初めて世界農業遺産にも認定された石川県能登半島の珠洲市を舞台に、繰り広げられる女の友情+人情ものです。
監督は台湾人女性監督チアン・ショウチョン(ホウ・シャオシェンの助監督をされていた方)撮影監督はロンドンで撮影監督して活躍する真間段九朗。
・・・ということで能登半島が舞台になっていていますが、なんとなく無国籍な雰囲気が印象的な美しい映画でした。
人情ものにありがちな押し付けがましさがゼロなのは、過剰演出はなくて淡々と人物を描いているから。
ほぼミドルショットとロングショットで人物を捕らえていました。
チアン・ショウチョン監督は、台湾ニューシネマのエドワード・ヤン監督の元で女優デビュー後、小津安二郎を敬愛するホウ・シャオシェン監督の元で助監督をしていた方だと見終わった後で知りました。


ばい煎コーヒー店の主人として、たった一人東京で懸命に過ごしてきた吉田岬(永作博美)。幼少時に父親と生き別れた過去を持つ彼女は、再会を願って故郷である能登へと帰ってコーヒー店を開くことにする。店を切り盛りする中、ひょんなことからキャバクラ嬢として働き子どもたちを育てるシングルマザーの隣人・山崎絵里子(佐々木希)と言葉を交わすようになる。彼女と子どもたちとの何げなくも心温まる交流を経て、岬は人とのつながりによって得られる安らぎをかみ締めていく。


・・・というかなりシンプルな内容のあらすじを公式サイトやYahoo映画などで見て、なんとなく田舎に帰ろう!暮らそう!的なスローライフ推奨映画っぽいものを想定してみはじめたら、想像以上に重い内容で驚きました。

岬が父を待つ姿も健気でもの悲しかったのですが、一番心を痛めたのが佐々木希が演じる絵里子の子供達です。
もうネグレクト状態です。
担任教師はなにやってんだとか、行政なにやってんだとかいろいろ思うわけですが、シングルマザーと貧困問題は社会問題でもあるので考えさせられます。
シングルマザーと貧困問題を扱った映画では定番のクズ男も出てきます・・・このクズ男は永瀬正敏さんが演じていらっしゃるのですが、そのクズっぷりは迫真の演技で怖かった^^;

誰もが孤独や問題を抱えて生きている中で友情、家族の大切さ、待っていてくれる人がいることの幸せを描いた映画だと思います。
「さいはて」は能登半島、「やさしい香り」はコーヒーの香り、ということで。




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