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サマータイムマシン・ブルース 瑛太×上野樹里 愛すべきおバカタイムトラベル ロケ地



2015年制作・・・今から丁度10年前の作品です。
ヨーロッパ企画という劇団が公演していた作品の映画化で、若い頃の瑛太、上野樹里、真木よう子、永野宗典、ムロツヨシ、佐々木蔵之介が出演、「踊る大捜査線」の本広克行監督作品です。
そして同じくヨーロッパ企画の公演作品、本広監督作品「UDON」「曲がれ!スプーン」とリンクしています。

タイムトラベルものが好きな理由は

  • 独特の切ない感じ。時空を越えて二度と会えない、とか。
  • 違う時代で奮闘する感じ
  • 時空を越えた壮大なストーリー
それと傑作率が高いというのもポイントだと思います。

しかし本作は、そういう感じとは全く無縁のおバカSF劇、いや暑苦しい青春劇というほうがしっくりきますし、怪作だと思います。
一応暑苦しく奮闘はしていたかな。


とある大学のSF研究会の部室には、前日にクーラーのリモコンが壊れ、猛暑に悩む部員たちがいた。ところが彼らは部屋の隅にタイムマシンがあることを発見、「昨日に戻ってリモコンを取ってこよう」ということになり、乗り込んでみるが……。


という具合に、とってもちっちゃい発想でのタイムトラベルです。
せっかくタイムマシーンを発見したのに、昨日なのかよ!?
しかもSF研究会といっても何の研究もしていないダラダラしてるおバカ部員達です。


でもタイムトラベルが実用化されたら、多分最初はこのくらいちっちゃいトラベルだろうし、それでもかなり感慨深いと思うんだけど、壮大なタイムトリップしか見ていないせいで随分ショボい感じがしますこのショボさが良いわけです。
仮に100年くらい過去も未来も行けちゃうとしても「100年前は怖いわー!戻ってこれんかったらどーすんの。とりあえず昨日にでも行っとく?」ってなると思うし。


この映画、全体的になにもかもショボいんですが、そこがおかしいんです。
タイムマシンすらショボいです・・・それこそおバカなSF研究会部員たちにバカにされちゃうくらいに。
タイムトラベルものとしてはかなりゆるくて斬新な設定で面白いです。


こんなにゆるい感じなのにタイムパラドックスものとして押えるべきところはちゃん押えています。
但し、開始20分間はなんのことだかさっぱり意味不明。
意味不明でも伏線はりまくっているパートなので我慢して見ると、スコンスコンとパズルがはまっていきます。


俳優陣は、今でこそ有名俳優が沢山出ているけど、当時は今ほど知名度はない若手俳優たちだったと思います。
それほど有名じゃなくてもお芝居ができて、面白いアイデアの脚本があれば、低予算でも面白い映画ができるんですね。


撮影は香川県善通寺市です。




○四国学院大学

バックトゥザフューチャーへのオマージュか、似た雰囲気の時計台は四国学院大学2号館です。
1897年に建てられた旧陸軍第11師団兵舎棟で、登録有形文化財だそうです。

SF研究会の部室も四国学院大学のホワイトハウスという建物だそうです。
住所:善通寺市善通寺町三丁目(四国学院大学)



  ○善通寺

出典:wikipedia
住所:善通寺市善通寺町三丁目3番1号








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