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春を背負って (2014) 松山ケンイチ×蒼井優×豊川悦司


『春を背負って』は、「劔岳 点の記」の木村大作監督の監督第二作目の映画です。
劔岳 点の記」同様に立山連峰が舞台になっており、山小屋を営む主人公の成長してゆく姿を、立山連峰の春夏秋冬を背景に描いた作品です。
原作は笹本稜平の同タイトルの小説ですが未読。

東京で金融トレーダーとして働く亨(松ケン)が、父親の死により父が営む山小屋を継ぐことに。
その山小屋で働く愛(蒼井優)や、父の友人だったというゴロさん(トヨエツ)に助けられながら、山小屋の主人として一人前になってゆく亨の成長物語であり、登場人物がそれぞれの居場所を見出すお話。

以上、超ざっくばらんなあらすじ。
山はよく人生に例えられますが、本作もそんな映画です。

亨が山小屋を継ぐ葛藤や、山小屋を継ぐ事の難しさみたいなことは殆ど描かれていなくて、山小屋を継いだ亨の淡々とした日常が描かれているだけの・・・というよくある感じのストーリーです。
人間ドラマとして見応えがある、というわけではないのですが、木村監督の大自然を撮ることのこだわりは凄いなぁ、と思いました。
自然の厳しさと美しさの映像美は圧巻でした。
現代設定ですが、人間模様が温かくて、昭和の懐かしい雰囲気でした。

・・・ということで見どころは、映像美。主役は山です。
出しゃばらないストーリーなので、立山連峰の自然美と恐ろしさを堪能することができました。
山に限らず自然には人を素直にさせる不思議な魔力があるように思いました。

もう一つの見どころは、豊川悦司が演じるゴロさんの名言です。
ゴロさんはバブル経済で良い思いして、バブルが弾けて苦労したという山男で、亨の父親代わりのような存在になってゆきます。
山小屋の仕事を手伝い、亨に山や生き方について指南するのですが、ドヤ顔で名言吐きまくっておもしろかった!
関西弁の山男の役なので、岩井俊二監督の『Love Letter』を思い出しました。

自分的見どころは、『百円の恋』カップル(新井浩文・安藤サクラ)が、田舎の素朴な夫婦役での登場。
百円の恋』と同じ人とは思えませんでした・・・役者さんはスゴイです。

自然美の圧巻の映像が見たい方にオススメです。



 
このラストシーンだけはギャッフン!!でしたが。


ではロケ地をご紹介。 


 ○大汝休憩所
菫小屋の外観は、大汝山の頂上にある大汝休憩所で、内観はセットだそうです。



○豪農の館 内山邸

引用:富山観光ガイド
亨の母、菫が営む民宿のシーンが撮影されたそうです。
住所:富山県富山市宮尾903



○雄山神社 中宮祈願殿

引用:wikipedia
亨と家具職人の友達(新井浩文)が話すシーン敷地内で撮影されたそうです。

住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺2番地



○雄山神社 峰本社
引用:wikipedia
劇中カットにて登場していました。

KAKI工房 --家具職人(新井浩文)の家具工房









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