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ペコロスの母に会いに行く はげちゃびんの男達が織り成す認知症介護喜劇&ロケ地

「ボケることも悪か事ばかりじゃなかかもしれん」


認知症と介護、という重い問題がテーマですが、なんとこれ喜劇!
認知症と介護は、誰もが介護する側、介護される側になるかもしれない、という思いがあるし、病気の特性から悲劇になりがちです。
「最大の喜劇は最大の悲劇である by チャールズ・チャップリン」というのは本当だな、と思いました。
岡野雄一の漫画エッセイ「ペコロスの母に会いに行く」の映画版ですが、原作は未読です。

岩松了が演じる雄一は、団塊世代のバツイチ子持ちのはげちゃびん。
離婚して長崎に帰り母みつえ、息子まさきと同居し、音楽活動したり漫画を書いたり趣味を謳歌しています。
ペコロスとはスペイン語で玉ねぎ、という意味で、玉ねぎ=禿・・・つまり雄一が自ら命名したあだ名です。
赤木春恵が演じる母みつえが父の死をきっかけに認知症を発症します。
面倒を見切れなくなってグループホームの介護施設・・・というここまではお決まりのパターンです。
認知症は辛い症状ですが、しかし「ボケ」のエピソードを逆手にとって笑えて痛快なエピソードになっています。
はげちゃびん頭で息子と認識するみつえ・・・ハゲは偉大なり。
「ボケ」を徹底して明るいエピソードとして描いているので救われますし、痛快です。
しかし認知症という病は良くて横ばい、良くなることがなく悪化しかありません。
やがて息子の事も認識できなくなります・・・雄一にとってはとても悲しい出来事です。
しかし母はどうでしょう?思い出すのは昔のこと。

同時進行でみつえの若い頃からの波乱万丈の人生が挟みこまれます。
長崎への原爆投下、戦後苦しい時代のエピソード、父(加瀬亮)との結婚などなど。
父は優しい人だが、神経質で酒乱に暴力に浪費癖・・・それでも雄一は父の事が大好きだったというところが昭和の情緒だと思いました。
そして幼馴染のちえこ(原田知世)のこと。

みつえにはこれらの人々が今そこに存在しているわけで、そんな母を見て雄一は「ボケるとも、悪か事ばかりじゃなかかもしれん。」
明るく泣ける介護劇になったのは、雄一の起こった事に対すてポジティブに対処するところと、赤木春恵さんが演じるみつえの、戦前戦後を生き抜いた昭和の母という佇まい。
認知症を患った後の眼差しや、年老いた手だけでじんわりしてしまうのです。
因みに赤木春恵さん、89歳にして初主演映画だそうです。

驚いたのが、どこもかしこもはげちゃびん・・・同じく親の介護をしている竹中直人は立派なはげちゃびんだし、写りこむ男性がはげちゃびんがやたら多いんです。
こんなにはげちゃびんだらけの映画は初めて見ました(笑)
加瀬亮まではげちゃびん。

舞台は、その歴史的背景から異国情緒があふれる長崎です。
現在の長崎と昔の長崎が美しく、不穏に、妖しく切り取られていて、それぞれの時代の風景も見所です。



グラバー園 旧スチイル記念学校

昭和時代のみつえとちえこが教会の中を覗いているシーン
住所:長崎市南山手町8番1号



グラバー園 旧三菱ドックハウス

引用:Wikipedia
昭和時代のみさえが雄一が死んだと思って慌てて病院に駆け込無シーン。
1896年(明治29年)に、三菱重工業長崎造船所第2ドックのそばに船員の休憩宿泊施設として建てられた建物。


アンティーク喫茶&食事 銅八銭

引用:Trip adviser
雄一がマスターに介護の相談をするシーン。
トルコライスが有名なお店です。

住所:長崎県長崎市上町6-7 長崎電気軌道桜町電停徒歩3分 NBC裏



長崎ランタンフェステバル


引用:夜景壁紙com

長崎に住む華人が旧正月を祝う祭りを長崎新地中華街で行っていた春節祭という祭りが1994年より長崎市全体でのイベントとなったようです。





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