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ぶどうのなみだ 大泉洋×染谷将太のひたすら腹がへる映像美



出典:公式


大泉洋と染谷将太、という個性派俳優が年の離れたちょっと不思議な兄弟を演じていて、ちょっとメルヘンな世界観。
とにかく独特なおしゃれな映像の見せ方で、雄大な北海道の自然の映像美が一番の見どころだと思います。


北海道の空知に暮らす、アオ(大泉洋)と一回り年の離れた弟のロク(染谷将太)。父親が遺(のこ)したぶどうの木でアオはワインをつくり、ロクは小麦を育てていた。黒いダイヤと称されるぶとうピノ・ノワールから醸造した理想のワインづくりに悪戦苦闘しているアオとそんな彼を見守るロクの前に、キャンピングカーに乗って旅をしているエリカ(安藤裕子)という女性と出会う。何とも言えぬ不思議な魅力を放つ彼女との交流が、兄弟の生活にちょっとした変化をもたらす。

・・・という内容なんですが、撮り方や衣装、小道具、装置にこだわっていて、日本じゃなくヨ-ロッパの田舎のような異国情緒が溢れていて、どの時代のお話なのかも不明に思えるくらいおしゃれな世界です。
一応現代の日本って設定みたいですが、見ていると忘れてしまう寓話のようなお話です。
兄弟は自給自足での生活のようで、男2人暮らしなのにグルメ映画か!ってくらい料理がおしゃれだわ豪華だわでおいしそうです。
そういうわけで設定がメチクチャなメルヘン調で、ちょっとナンセンス、台詞も少なくてクスッと笑える感じなので、ついついゆるゆるな気分で見ていたら、結構それぞれ深刻な過去をかかえていているようで、ちょっと面食らいました。
果たしてファンタジーな世界の話なのか?リアルな世界の話なのか?とわけがわからないのですが、多分物語ではなく雰囲気を楽しむ映画だと思います。
いろいろとつっこみどころが満載ですが、つっこんだら負け、みたいな雰囲気で、適当な気持で見たらゆるくておかしみがあり、ほっこりする映画でした。


せっかく雰囲気がある個性的な役者さんがそろっているのですが、人間を描いているタイプの映画ではなかったです。
贔屓の役者さんのお芝居を楽しみたい方には不向きかもしれませんが、笑わないちょっと陰気な大泉洋もなんか良かったです。
染谷将太はどんな映画のどんな役でも雰囲気あるから存在感があります。
安藤裕子さん、存じ上げなかったのですがシンガーソングライターの方だとか。
俳優さんではないのでお芝居はいまいちなんですが、透明感がある方で、現実離れした雰囲気が映画に合っていたように思います。


○宝水ワイナリー (南空知)

出典:公式

ロケ地となった宝水ワイナリーです。
札幌千歳空港から電車で1時間くらいのところです。

住所:北海道岩見沢市宝水町364−3  サイト










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