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てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜 役者ナイナイ岡村さんの独自風味

消え行く沖縄の珊瑚に我慢ならない、珊瑚の海を子どもたちに見せてあげたいと、まったくの素人でありながら幾多の困難の末に世界初の養殖サンゴの移植・産卵という偉業を成し遂げた金城浩二さんの実話をベースに描く夫婦、家族の愛と絆の物語です。

幼いころから海の生物が大好きだった健司(岡村隆史)は、幼なじみの由莉(松雪泰子)と結婚するために故郷の沖縄に戻って来る。母(原田美枝子)の猛烈な反対を押し切ってのゴールインだったが子宝にも恵まれ、自分で始めたレストラン事業もようやくうまくいき始めていた。そんな折り、突然健司は店をやめてサンゴを再生すると宣言する。

金城さんのドキュメンタリーを見たことがあるので、どのような話なのか分かっていますし、実際思っている通りの展開で物語は進んでいきます。
それでも感動してしまうのは、周囲に相手にされなくても不器用だけどひたむきな情熱を注ぐ健司と、それでも夫を信じて支える妻由莉の夫婦愛がベタだろうがなんだろうが実話ベースだということで胸を打ちます。
通常沖縄もの映画で描かれているのは、青い空と青い海、自然、ゆったりとした空間、ゆったりとした人びと・・・という感じなので、そういう意味では沖縄色は少なめです。
沖縄の環境問題についてストレートに問題提議していて、そういう作品はあまりないので新鮮だし勉強になりました。
「日焼け止めは珊瑚によくない。」等初耳でした。


最初はやっぱり「芸人岡村さん」が頭にあるので、岡村さんと松雪さんの並びが美女とチンパンジー的な凸凹カップルでコミカルなんですが、多分すぐ物語の世界に入っちゃったんでしょうね・・・本当にお似合い夫婦に感じる不思議。
芸人岡村さんの、相方矢部さんに比べてあまり世渡りがうまくない不器用な感じが、主人公に重なる感じでよかったです。
うまくいかない時の岡村さんの小さい背中が一層小さくなっている姿にホロリとします。
因みに狙ったわけじゃないと思いますが、芸人岡村さんもちょっと顔を出します。
とにかく奥さんや母親にやたらぶん殴られてる岡村さんですが、矢部っちにしばかれたときのリアクションが芸人岡村さんでちょっと笑えました。
松雪さんの美しくて強くて、内助の功・・・こういう女性は鉄板だと思います。
そういうわけで、地味だけど心に染み入るいい映画でした。


出展:Jonathan Leung
沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利のティーヌ浜、 沖縄県南城市知念久手堅の知念岬北の海岸等で沖縄の海のシーンが撮影されたそうです。

○沖縄国際大学

出展:wiki
劇中の「琉球国際大学 」は沖縄国際大学での撮影だそうです。


○沖縄県庁

出展:wiki








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