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重力ピエロ 加瀬亮×岡田将生 井坂幸太郎原作 家族愛ミステリー


言わずと知れた井坂幸太郎のミステリー、いやミステリーの貌をかぶった家族小説「重力ピエロ」。
その映画版で、加瀬亮主演。
岡田将生が弟、小日向文世が父親でこの3人が「最強の家族」
「春が2階から落ちてきた」ではじまり「春が2階から落ちてきた」で終わるインパクトのある小説で、はじまる本作は、映像化が困難だと言われている井坂小説の中では、比較的に映像化しやすい部類だと思いますが、原作ファンはいまいちという評価みたい・・・
しかし映画も「春が2階から落ちてきた」ではじまったときのワクワク感は、原作ファンならではの気持だったように思います。


遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。そんな二人の住む街では、謎の連続放火事件が発生していた。泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが……。


個人的にはそれほどガッカリ感はなかったです。
ところどころ泣けてしょうがなかったし。
「違うだろ!」と思う箇所はなかったわけではないですが、本来2時間弱にまとめるのはホント無茶なお話ですから、結構がんばってくれたと思いました。

ミステリー部分はほぼカットして家族物語を中心で描いた潔さに好感もちました。
家族物語中心といっても本作はとっても複雑な事情がある家族なため、尺が足りないというかエピソード不足が否めない感じでしたし。
ミステリーファンで小説読む時にミステリー部分を重視して読まれた方にとっては、きっとご愁傷様な映像化だったように思います。




兄"泉水"と弟"春"を演じた加瀬亮と岡田将生のビジュアルがや雰囲気が小説から出てきたという感じだったことで殆どのことが許せてしまっているかも。
春がちゃんと左利きだったのが嬉しかったです(岡田さんは右利き)
小説で鮮烈だった春がこじんまりしていて、春の魅力が描ききれていないとか、意味が全くわからない改変などはありますが、悲しい家族の原点、遺伝子を超えた家族の物語はちゃんと描かれていたと思うし、かなり重い話をふわっと描いているテイストも原作っぽくて好きでした。
渡部篤朗と吉高由里子の怪演も良かった。
映画では影の主役はお父さんで、この小日向さんにかなり泣かされてしまいました。

このお話は復讐のお話でもあります。
原作では違法行為をともなう復讐を「良くて悪いこと。」とすることでタイトルの「重力ピエロ」に深い意味合いを持たせるものになっています。
映画ではそれを「悪くないこと」「良いこと」って風に描いていたところはちょっと不満に思いました。
復讐を良しとする映画を作りたいなら、オリジナル映画作ればいいのに。

絶対小説のほうが面白いです。




こちらに「重力ピエロ」ロケ地マップがあります。
オール仙台ロケみたいです。




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