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ガチ☆ボーイ (2007) 佐藤隆太×向井理 蒸し暑系プロレス青春ムービー




「プロレス+障害+映画なんて面白いわけない!」って思ったけど、面白かった。
ベタすぎるほどベタなんですけど泣きました。
プロレスシーンが号泣するほど逸脱でした。
大学生の五十嵐良一(佐藤隆太)は突然プロレス研究会に入部するが、何でもメモを取る割に学生プロレスで一番大事なこととされる“段取り”を覚えられずにいた。そんな中、商店街でのデビュー戦を迎えた良一は、段取りを忘れたために本気でガチンコの試合をすることになるが、それが観客にウケて一躍人気レスラーになる。--シネマトゥデイ 
前半はかなり寒いギャグ連発の寒いコメディ風味。
「このテンションで最後までいかれるとキツいな。」とか思っているうちに、この寒さにも理由があることが分かりました。

「博士の愛した数学」「メメント」と同じ障害(高次脳機能障害)と学生プロレスを扱った作品です。
毎日寝たら記憶をなくすという障害を持っている五十嵐の学生プロレス青春劇です。
プロレスというのはガチ勝負ではなく、ブックという段取りが決まっている興行ショーです。
学生プロレスはなおさら安全第一で技も勝ち負けも段取りどおりに行い、観客を楽しませるものだそうです。
で、五十嵐はプロレス研究部に入部し練習しても、翌日には前日の記憶がまっさらになってしまうため、極端に覚えが悪いわけです。
だから段取りが覚えられなくて、試合中に段取りを忘れてしまうためガチ(真剣)勝負になってしまうのですが、結果これがウケて人気レスラーになるわけです。


プロレスをやっていることが家族にばれて反対されたり、部員には障害のことがばれて・・・みたいなすったもんだがあります。
家族も部員達も押し付けがましい感じではなくさりげなく五十嵐に寄り添う感じが良かった。
プロレスの場合は記憶は忘れてしまっても、練習したことは体が覚えている。
プロレスは進歩は遅くても、確実に成長するのを実感できる。
プロレスをやりたいという五十嵐の思いが胸を打ちます。
毎日記憶をなくす人間がどうやって生活するのか?ということがかなりシビアに描かれていて切なかったです。
この障害は一見健常者なので、障害者であることは第三者からはわかりにくいみたいです。
この映画を見ているときに思い出したのが、パンチドランカーになったボクサー達でした。

そして見応えあるプロレスシーンはCG一切なしだそうです。
役者さんたちは、みちのくプロレスでみっちり稽古したそうで、向井理がTVに出ていたとき「肋骨折った。」って言ってました。
プロレスシーンだけでも見る価値があると思います。


多分佐藤隆太も向井理もブレイク前の作品で、みんな出世したなぁ、と(笑)
サエコは別の意味で出世し、その後アレだったわけだけど。
佐藤隆太はこの後「ルーキーズ」でブレイクして”熱い男”のイメージがついたけど、「ルーキーズ」以前には気弱な男が定番だったような記憶があります。
本作でも「ルーキーズ」の熱さは健在で、それまでの定番の気弱さもあり、障害の辛さやプロレスで生を取り戻していく様子を繊細に演じていてぴったりだと思いました。。
向井理なんて後にイケメンといわれるようになるなんて信じられないくらいダサいプロレス部の部長で、また後に大根といわれるようになるなんて信じられないくらい上手かった。
そして五十嵐の妹役の仲里依紗がとても印象に残り、これまた後の人気女優さんですね。

脚本は劇中でボラギノール日野役(レフリーやってた人)だった西田征史。
原作は彼の劇団の舞台だそうです。

オール北海道ロケだそうです。
○部員たちの大学のシーンは北海道大学
○五十嵐の家”深川湯”は、深川市に実在する銭湯
○路上プロレスのシーンは、小樽の「都通り商店街」



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