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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 三浦友和主演

『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』に続く、鉄道シリーズ第2弾が、本作三浦友和主演の『RRAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』だそうです。
富山地方鉄道を舞台に、定年退職を控えた壮年夫婦のすれ違いのお話です。
前作同様、大変地味ではありますが考えさせられる作品です。
42年勤めた富山地方鉄道を1か月後に定年退職する滝島徹(三浦友和)。運転士の父親が倒れたことからやむなく同じ職業に就いた徹だったが、現在は誇りを持って自身の仕事に務めていた。一方、彼を支えてきた妻・佐和子(余貴美子)は、がん検診で再検査となったことをきっかけに、自分の人生を見つめ直し始める。




自分の周りでも熟年離婚をした人がいます。
この映画のように、出張から帰って来たら妻が出て行っていたようで。
夫婦間の問題だから詳細は聞いていないものの、案外こういうことなのかもしれないな、と思いました。

夫の定年後の余生の過ごし方で、夫と妻とでは望んでいることが異なる。
夫は夫婦で旅行でも・・・しかしやりたいことをしたくなった妻(理由あり!)。
夫婦のコミュニケーションでそのすり合わせができていなくて、すれ違ったままの夫婦の姿と、愛の有様について描いた映画です。
お互い相手を思い合い気使いあってきたがため、何十年もかけて「愛を伝えられない大人たち」になってしまった。
その長年かけてできた歪が、夫の退職という環境の変化が機となり、亀裂になってしまったお話です。

外国人の方に「日本人は妻(夫)を褒めない。愛情表現をしない。」とよく批判されますが、徹はそんなタイプの昭和の男です。
生真面目、実直、頑固、不器用だが根は優しいという昭和の父のステレオタイプ。
その不器用さは妻との間だけでなく娘夫婦や、職場でも表れています。
一方佐和子も、夫のために懸命に家庭を支えてきた昭和の母です。

今は随分日本も西洋寄りになり、外国人がする批判に共感する日本人も多いけど、日本人の根底にはこういう美意識のようなものがあると思います。
自分にもそういう気持はあるけれど、それでもこの夫婦のすれ違いっぷりに「愛は伝えとかないと。」などと思った次第です。
もうちょっとお互い話してれば何とかなるのに・・・と大変もどかしかったと共に考えさせられました。
それでも不器用にしか生きられない頑固親父の悲哀を優しく描いていた感動作です。

徹・佐和子夫妻の娘役を演じていたのが小池栄子。
多分自分は娘目線で見ていたように思います・・・小池さん好きなので。
父と母の亀裂に一番参っていたのは、実は娘夫婦ではないでしょうか。
娘は母の味方で、娘にキツく言われて凹む姿はとってもリアルでした。

でもこういう状況に立たされている人は思っているよりも多いのかもしれません。
多分お互いに嫌い合えばもっと簡単にいくんでしょうけど。
伴侶がいらっしゃる方は、色々考えさせられると思います。

そして前作に続き、富山の美しい景色を走る列車のシーンは感動します。
普段あまり聞いた事がない富山弁も新鮮でした。

頑固な昭和の父を三浦友和さん、貫禄たっぷりで渋かったですし、余さんはさすがって感じ。
そんな個性的な俳優陣の中で、違う種類の光を放っていたお笑いの中川家礼二が、やっぱり礼二でちょっとしたスパイスになっており可笑しかったです。
個人的には第一弾よりもこちらの第二弾のほうが好みです。

撮影はオール富山ロケでだそうです。




○磯部堤



○月岡駅
引用:wiki

他、富山地方鉄道の南富山駅、稲荷町駅、舌山駅、岩峅寺駅、越中三郷駅 、有峰口駅、宇奈月温泉駅などで撮影が行われたようです。







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