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I'M FLASH! 藤原竜也×松田龍平 死と生と神にまつわる寓話


藤原竜也さん主演映画、『I'M FLASH!』を見ました。
1984年鮎川誠がThe Rokkets名義出した「Rokket Size/ロケット・サイズ」というアルバムの中の『I'M FLASH!』という曲にインスパイアされた豊田利晃監督が書き上げたオリジナル脚本映画です。
この『I'M FLASH!』という曲は、この映画の為に結成されたI'M FLASH BAND (チバユウスケ×中村達也×ヤマジカズヒデ×KenKe­n)により激熱カバーされ、本作の主題歌になっています。




この曲を先に知り、激アツなヴァイオレンス&アクションみたいなのを想像していたけど、全然違いました。
どちらかと言うと淡々としていて、乾いた空気感のなかどこかファンタジックなところがあるというか、寓話的というか。。。不思議な映画でした^^;
カルトムービーっぽいテイストです・・・お好きな方は是非どうぞ。

新興宗教団体の3代目教祖・吉野ルイ(藤原竜也)は、ある日謎めいた美女に出会うが、彼が引きこした交通事故によって女は植物状態になってしまう。教団幹部であるルイの母(大楠道代)は事故をもみ消すべく、新野風(松田龍平)ら3人のボディーガードを雇いルイを南海の島へ避難させる。やがてルイは、教団の秘密を暴く重大な決断を下すが……。--cinema today

なんて言えばよいのかよく分からない、モヤモヤする変な感じが残る映画です。
『死と生と神』にまつわる、どこか寓話的なストーリーだなぁ、と思いました。
多分、見た人の死生観や宗教に対する価値観で、色んな解釈ができるような映画ではないかと思います。


若き新興宗教「ビューティフルライフ」の3代目教祖であるルイ(藤原竜也)は、名前も知らない美女(水原希子)と出会ったその日に、交通事故を引き起こし、美女は植物人間状態に。
なのにルイはかすり傷一つ負っていません(神だから死なないのかっ!?)。


その事故をきっかけに、ルイは教壇から離れようとし、教団は3人のボディガード(内一人が松田龍平)を雇います。
「ビューティフルライフ」の教えは「死は最大の救いであり、肉体は死んでも魂は生き続ける。だから怖れるな。」みたいな教えです。
しかしルイは命を取られると意識した途端に、死にあがらいモガく・・・という死生観の”生”の部分を描いた映画ではないかと思いました。
ルイとボディガードたちの呑気な休日的なところからの攻防戦と、交通事故の夜になにがあったのか?というところを交互に・・・という構成で、ココが見所でもあります。


教団側の人間は、ルイと主にルイの家族とその手下なんですが、いい感じにイカレテおります。
ルイのイカレタ姉と、兄というか姉な北村有起哉がサイコーでした。
北村さんブッとんじゃってて曲者だけど、ちょっとかわいいと思ってしまった(笑)
長男だと教祖にならなきゃいけない、だからオカマのフリして弟のルイに教祖やらせているんじゃないのかな?という知能犯的な曲者の感(笑)
イカレタ姉、もの凄い迫力だわ口悪いわで、演じていたのが故・原田芳雄さんの娘さんだと知り、妙に納得したのでした(笑)。


なのでどう見ても堅気ではないボディガード兼殺し屋三人衆の会話がとてもまともに聞こえるのが可笑しかったです。
そして三人衆の中でも一番若い永山絢斗さんは、だんだんルイに共鳴していく・・・ってのも無理もないような気がしました。


そして藤原竜也さんと松田龍平さんのWドラゴンが演じるルイと新野、お二人が表裏一体なキャラクターを演じています。
教団と家に囚われて自由がない世襲教祖であるルイ、そして何にも囚われていない自由人のボディガード兼殺し屋である新野。
そして前述のとおり「死は最大の救いだから怖れるな。」と説法めいたことを言うルイに対し、、「死ぬよりも生まれる方がいい、死んでしまえばそれでおしまい。」という対象的な死生観を持つ2人です。
新野みたいな人は、新興宗教も神も必要ないわけだし、少しだけ共感できるところがありました。
松田さんの個性である飄々キャラは自由人らしい雰囲気だし、そして藤原竜也さんは追い詰められて美しく破滅していく役が本当によく似合うなぁ、と思いました。 




主題歌&音楽を担当した中村達也(元BLANKEY JET CITY)がルイの命を狙う殺し屋役で少しだけ出演。
でも本当に少しだけで、何の見せ場も無く死んじゃった。
確かに殺し屋はルイを仕留めたように見えたけど・・・(神だから死なないのかっ!?)


そういうわけで、ルイは交通事故にあっても、拳銃で至近距離から撃たれても無傷だったり、心臓から血出しながらも走って逃げて泳げるという、ある種人知を超えた人間として描かれていたのかも!?
最後謎の女に乗り移った(ルイは死んだ?)のかな?と思えなくもないけど正直良くわかりませんでした><;
ちょこちょこ荒唐無稽というかユニークというか、どう捉えて良いのかサッパリでしたが、世界感は割と好きでした。
一般ウケはしなさそうな映画だけど、好きな方は好きだと思います。


内容の大半は、教祖とボディガード兼殺し屋3人衆の呑気な休日チックな雰囲気は「ソナチネ」っぽいなぁ、と思いました。
沖縄の海っていうのも。


・・・というわけでロケ地は沖縄です。


東江原トンネル : ルイが事故を起すトンネル
コザ食堂 : 冒頭、新野(松田龍平)がゴーヤチャンプルーを食べてた食堂


○古宇利大橋

新野がタクシーに乗って教団に向かう途中に通った橋
古宇利島と名護市の屋我地島(やがじしま)を結ぶ長さ1960mの橋です。


○キングタコス 金武本店
出典:tabelog
冒頭、永山絢斗(ボディガード三人衆の一番若い男)がタコライスを食べていたお店

CLUB SHANGRILA : ルイが謎の女と出会うシーン
沖縄県国頭郡金武町字金武4178

アイネス・ヴィラノッツェ沖縄


出典:trip adviser
チャペル(右端の四角い建物)でルイの部屋、ロビーでボディガード3人衆顔合わせのシーンを撮影したそうです。

○宜野座村国際交流センター(現在閉館) : ビューティフルライフの外観

○今帰仁村諸志ビーチ(赤墓ビーチ)

ルイが髑髏を書くシーンや、魚をとったり食べたりするシーン


アイスクリンカフェ アーク

出典:tabelog
ルイの母親が経営しているカフェ?レストラン?
住所:沖縄県国頭郡本部町浜元950-1









★DVD           ★ I'M FLASH BAND CD
       


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